障害者就労支援士検定(仮称)を検討(厚生労働省)
厚生労働省の、職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会では、障害者就労を支える人材の育成・確保に向け、「障害者就労支援士検定(仮称)」を提言しています(カリキュラム案はこちら)
受検できるのは、就労支援の実務経験3年以上の方、または、ジョブコーチ(職場適応援助者)養成研修を修了し、就労支援に従事している方、障害者を雇用している企業や、就労継続支援事業所、自治体の就労支援機関などで働く方々の受検が想定されています。
障害者の方の職場定着などを目的に、企業に訪問し、障害者の方と事業主を支援をする制度(「職場適応援助者(ジョブコーチ)支援」)がありますが、まだまだ認知度も低いように感じます。また、それ以前に、法定の障害者雇用にも至っていない企業も多いのが現状です。
この資格制度が創設されることで、支援者の方の認知度の向上、待遇の改善、そして何より障害者の方のより働きやすい社会づくりを皆で推進していくきっかけになればと願います。